ゆうほどう 07年 10月号 敬老会開催にあたり当園理事長谷口先生より、利用者の皆さんにお祝いの挨拶をされました。 先日今年度100歳を迎えれる○○さんに対して祝辞を述べられました。又、当園においては103歳の最高年齢者○○さんを始め100歳以上になる方が4名。90歳以上の方が31名にのぼります。 当園では、平均年齢が87歳で全国平均より高齢化が進んでいる状況を説明されました。益々ご長寿を祈念します。 ![]() ナレーター「昔 あるところに、貧乏やけんどん、そりゃもう、心の優しい若者(わけむん)がおったと..21日間お寺にこもちよ、観音様に祈ったげな...」 若者「どうか、観音様.こん貧乏なおり(俺)を救って下だり(さい)」 ナレーター ちょうど、21日目のこと、若者の夢の中によ...観音様が出てきちよ こげん言いなさったげな.. 「ここを出たら、一番先に手にさわった物を大事にもっていかんか..わかったか..」 ![]() 若者(わかむん)「まこち、しゃしぃむんじゃ(うるさい)」と言いながら、カブト虫を小枝先に縛りつけて.... 子供「あん..虫が欲しとよ」とだだをこね.... 母「こん子がわがままばっかぃ言うち..」 若者「観音様かぃもろた大事な虫やけんど.あげんほしがちょるかい、くるっかい(プレゼンする)」 母 恐縮して「何もお礼はねえけんどこれを..」と、つわ1束を(つわ葺)渡す。 若者「ワァー1本のわらしべがつわ(つわ葺)になったが、今晩は煮付けち、くをかい(食する)」 季節はづれの食材のつわを捜している嫁と出会い、嫁のぶつぶつ声。「えれむんじゃ、うちげんおっかさんは..今頃あっむんか。(今の季節にあるはずがないのに、嫁いびりをして...)」 そう思いながらも嫁は、とっさに、つわを盗ろうとする。 若者「何をすっとか..」声を荒げるがしだいに事情が分り、つわを渡す。 ![]() 「そん前に、こんのどをどげんかせんといかん」と ..のどが渇いて独り言... ..若者は見かねて、東国原知事に「水はねっけんど、ミカンをくてくだはり..(食べて下さい)」と手渡す。 知事 「おおきん、日南の若物は偉いもんじゃ」と感激して、今じゃすっかりブランドとなった「地頭鳥(じどっこ)」をプレゼント。 まだまだ物語は続き、死にかけた馬を観音様にお祈りして生き返らせたシーン、 そして、クライマックスでそれこそ美しいお嫁さんにめぐりあえました。「めでたし、めでたし」ハッピイエンドで幕が下りました。 ![]() 100歳のお祝いの為、H19年9月、中部福祉事務所長さん来園 総理大臣と東国原知事の表彰伝達を受けました。ご本人は体調不調で入院中の出来事でした。まもなくして、すっかりお元気になり、退院されました。早速お祝いに見えたことをお話しますと、感激極まり「まこつ、ありがてもんじゃ..おーきん」と合掌されました。「老いては子に従え」が口癖で流石に、人生を達観されています。入所についても自分で選択されました。記憶力も抜群な○○さん、益々お達者で...... |